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RVMを使ってRuby/Railsのバージョン切り替えを制御する

2022-01-03 07:27:46

Ruby on Railsの学習では、チュートリアルによってRubyとRailsのバージョンが異なることがあります。チュートリアルで使用するバージョンを統一するために、RVM (Ruby Version Manager) を使って現在のRuby/Railsのバージョンを管理し、簡単に切り替えられるようにします。

RVMのインストールについては、ここでは触れませんので、わからない方はこちらを参照してください。 Ruby, Railsの実行環境を素早く正しくインストールする方法 .

他のバージョンのRubyをインストールする

現在の最新バージョン2.4.1のインストール

$ rvm install 2.4.1


現在インストールされているRubyのバージョンを表示する

$ rvm list


指定されたバージョンに切り替える(インストールされている場合に限る)

$ rvm 2.0.0


デフォルトのバージョンを指定する

$ rvm --default use 2.4.1


gemsetを作成する

gemsetは、rubyのバージョンでバインドされています。

$ rvm 2.4.1
$ gem install rails -v 5.1.1

$ rvm gemset create rails511 rails501
Gemset 'rails511' created.
Gemset 'rails501' created.

$ rvm 2.4.1@rails511
$ gem install rails -v 5.1.1

$ rvm 2.4.1@rails501
$ gem install rails -v 5.0.1




その後、Railsのバージョンを切り替えるには、次のようにします。

$ rvm 2.4.1@rails511 ; rails --version

Rails 5.1.1

$ rvm 2.4.1@rails501 ; rails --version

Rails 5.0.1

$ rvm use 2.4.1@rails501 --default