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SQLSTATE 37000エラーの警告とその対処法

2022-03-26 21:18:35

PDMで生成したSQLファイルをPower Designerで実行し、SQL Server 2008のデータベースにインポートしようとすると、このエラーアラートが発生する可能性が高くなります。

まず、エラーメッセージ "SQLSTATE = 37000" の意味を説明すると、SQLSTATE ODBC API (Driver Manager) エラーで、37000は構文エラーまたはアクセス違反です。

一般的に、この現象が発生した場合、ODBC接続に問題があるか、データベース設定が適切でないか(例えば、PDM作成のデフォルトデータベースはMS SQL Server 2008ですが、Power DesignerのデフォルトはMySQL)、データベースアクセス用のアカウントパスワードが間違っている等の可能性があります。ユーザーは上記のアイデアで確認することができます。

以下はその解決策です。

           1. PDM(物理ビュー)を開き、メニューバーのDatabase -> Change Current DBMSを選択し、DBMSにSQL Server 2008を選択(この例ではSQL Server 2008)

2.        再構成する ODBC 接続、キャンセル " デフォルトのデータベースを "です。

選択

      3 ODBC接続を再設定し、[デフォルトデータベースを変更する]をチェックし、あらかじめ作成されたデータベース名を選択します。

(Path: DataBase -> Connect... -> Modify... -> Next -> Next)

注:この手順の前のステップで、"Connect to SQL Server to get default settings for other configuration options" を選択して、対応するデータベースのログイン名(通常はsa)とパスワードを入力します。

      4. PDから、File -> Reverse Engineer -> Databaseを選択し、実行するSQL Server 2008を選択するだけです。

注)上記の画面で「Microsoft SQL Server 2008」を選択した後、「OK」をクリックすると、以下の画面が表示されます。

この時点で、ボタン "データソースの使用"を選択し、下のボックスで対応する作成済みデータベースを選択します。

      5. 再びPhysical DiagramでDataBase -> Generate DataBase...を選択してSQLファイルを生成し、該当するデータベースに実行・インポートします。